応用事例
先端システム関連製品:
たまご型マイクアレイ利用事例
事例紹介:ハイラブル株式会社様
ハイラブル株式会社でのたまご型マイクアレイ利用事例
私たちハイラブル株式会社(以下ハイラブル)は、システムインフロンティア社のたまご型マイクアレイを用い、議論の可視化サービスHylable Discussionを開発・販売しています。
Hylable Discussionは、企業における会議や研修、学校におけるグループディスカッションなどの複数人による会話を録音し、自動で分析するクラウドサービスです。自動分析の結果はグラフやレポートでただちに表示され、効率的な会議のための分析や、研修・授業の効果を高めるための振り返りなどに利用されています。
- 導入
- ハイラブルは、マイクアレイを用いて、雑音の多い環境でもさまざまな方向からの複数人の声を聞き分けることができる音環境分析技術を保有しています。この技術を活かしたサービスを提供するためには、性能が安定していて手軽に使えるマイクアレイが不可欠でした。
ハイラブル創業者の水本武志は、創業以前、京都大学と大手自動車メーカーの研究所で音の研究に従事していた頃から、システムインフロンティア社が開発したRASPシリーズなどの音響デバイスを活用していました。そのご縁から、ハイラブルを創業するにあたり、たまご型マイクアレイを標準のデバイスとして採用しました。
- その後の進展
- その後は、従来のたまご型マイクアレイにLEDを取り付けたり、小型コンピューターを内蔵したりなどの数々のカスタマイズを行っていただきました。それにより完成したのが、現在ハイラブルが使用している新しいたまご型マイクアレイです。
システムインフロンティア社の提案によるこの新しいたまご型マイクアレイのデザインは、教育現場の子どもたちからも好評です。ハイラブルでは、同マイクアレイをこれまで合計で100台近く利用してきました。
- 成果
- ハイラブルでは、20年の実績を誇るシステムインフロンティア社のたまご型マイクアレイの安定した性能と、当社の技術とシステムの融合により、これまで一度も失敗せずに15,000人以上の会話を録音・分析してきました。
システムインフロンティア社は、技術的な質問や相談にも明確に回答してくれる技術力と、ハイラブルが出展する展示会に開発担当の方がいつも応援に駆けつけてくれるような律儀な社風も魅力です。
これからも、システムインフロンティア社との協力関係を継続したいと考えています。